肌が表皮細胞が基底層で作られ、皮膚の表面から剥がれ落ちるまでの過程がターンオーバー。
このサイクルが順調かつ正常に回り続けていれば、シミや毛穴の開きなどの肌トラブルは発生しづらいと言われています。つまりシミは、皮膚の再生能力が低下し、順調なサイクルで老廃物として剥がれ落ちなかったメラニン色素なのですね。
プラセンタは皮膚の基底層の細胞分裂を活性化することでターンオーバーを正常化し、メラニン色素の排出を促します。
さらに老化の元と言われる活性酸素を抑制する作用や抗炎症作用もあり、これらの作用でメラニン色素の過剰生産を防ぐとのこと。つまり、プラセンタはできてしまったシミにも、将来のシミ予防にも効くということなのです。
では、シミに続く肌の悩みシワには効くのでしょうか。
もちろんです!
まず、プラセンタの保湿作用は、乾燥した角質層に水分を補給し保湿を促します。また代謝促進作用が皮脂の分泌線の働きを高め、皮脂の分泌を正常に戻してくれるとか。浅いシワなら数日で効果があらわれるのはこのため。また皮脂の分泌も正常になることから毛穴の開きにも効果をもたらしてくれるのです。
深いシワは真皮そのものの働きの低下に起因します。プルプル肌を維持するためには、真皮を構成する3要素(コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸)のいずれも欠かせないのですが、これらを造成する線維芽細胞が加齢と共に老化してしまうのだとか。
また紫外線などにより発生した活性酸素は、これらの要素そのものを酸化させてしまうというのです。結果、真皮を構成するコラーゲンなどが減少し、またその質が劣化することで真皮および角質層が水分や柔軟性を失い、シワやタルミ、くすみという形で表出してしまいます。
さて、そこでプラセンタの出番。プラセンタには線維芽細胞の増殖を活発にする働きがあります。線維芽細胞が活性化すると、体内で造成されるコラーゲンなどの絶対量が増え、結果、ターンオーバーが正常になるのです。正常な肌はしっかりと水分などを保てるからプルプルになる、という仕組み。つまり、真皮に起因するような深いシワもプラセンタ摂取によって美肌になる!という嬉しい効果があらわれます。
そうなると「プラセンタではなくコラーゲンやヒアルロン酸を摂取した方がいいのでは?」という意見も出てくると思いますが、そうはいかないのが不思議なところ。
実はこれらの成分は分子が非常に大きく、真皮そのものに浸透することが難しいそうなのです(詳細は「コラーゲンとの違い」ページで紹介しています)。
このほかプラセンタにはホルモンバランスを調整する内分泌調整作用、雑菌に対する抵抗力を高める免疫作用、創傷回復作用などが確認されています。
こうした作用が、ニキビや火傷などの傷口の再生に効果をもたらすことも報告されています。あきらめていたニキビ跡を目立たなくしてくれるなんて嬉しい効果ですよね。